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2006年3月23日 (木)

漫画も捨てたもんじゃない…かな?

Akabana02_1 私は読書は好きですが、漫画はあまり読みませんでした。漫画に対する若干の偏見があったことも正直に認めます。

子供たちの教育上漫画は好ましくないことの方が多いと感じてきたからです。
目を覆いたくなるような暴力シーンや性描写など、多感な子供たちにとって好ましくないものが漫画の世界にも忍び寄っています。

戦争をはじめとする極端な方向へ人を駆り立てる思想は別として、いにしえから受け継がれてきた道徳観念は非常に大切であると思います。

しかしながら残念なことに、本来すばらしい美徳であるはずのそれらが、現在「古くさいもの」として脇へ追いやられつつあります。

漫画にしろどのようなメディアにしろそれを助長するものはいただけません。

次代を担う子供たちにとって、かれらを取り囲む環境は本当に厳しいと言わざるを得ません。

子供たちには、どうせ読むのなら世界の歴史や日本・沖縄の歴史を漫画で分かりやすく説明する本や偉人伝、童話、昔話など学ぶものが多い本を大いに読むよう勧めています。

ただ、最近私の漫画に対する偏見を大いに和らげた作品に出逢いました。
子供たちがどのような漫画を読んでいるのか確認しようとしていたときのことです。
心動かされる一コマに大いに感銘を受けました。
以下のフレーズをご賞味下さい。

「人の幸福とは家族の中にこそあるのです。

 家族を守ることが国を守ることにつながり、
 家族の絆を弱めてしまうということは、
 先祖への誉れや未来の子孫の幸福や祝福を
 損なってしまうことにつながるのです。

 それを忘れないで下さい。」

     (「スティール・ボール・ラン」
                      少年ジャンプより)

私は感動で、その本に釘付けになってしまいました。
そして、子供たちが持っている漫画をすべて読み尽くしました。

なかなかよい作品ばかりです。

作品の根底に、他人の幸せを願うという優しい心に支えられた作者の理想や理念、信念がしっかりと流れている作品には、本当にすばらしいものがあります。

もちろんすべては手放しでよいというわけでもなく
積極的に勧めているわけでもありませんが、
子供たちに漫画についてあまり小言を言わなくなりました。

少年ジャンプの「スティール・ボール・ラン」の中には、アメリカの偉大な教育者だったデビッド・O・マッケイの以下の名言に相通ずるのがあります。

「私たちに与えられた最も貴い財産は家族である。
 家族関係は何にも勝るものであり、
 この世にあって他のいかなる社会的結びつきよりも
 価値のあるものである。

 何といっても一番心を動かす力があるのは家庭であり、
 家庭こそ底知れない愛の源である。

 家庭は人間としての徳を学ぶ大切な場である。
 人間生活の中に見られる責任、喜び、悲しみ、
 ほほえみ、涙、希望、心配といった様々な経験を
 私たちは家庭生活の中で味わうことができるのである。

 ……愛のもとに一致した家族は、いかに貧しくとも、
 他のいかなる富にも増して神と将来の人類にとって
 大きな価値を持つのである。

 ……いかなる成功も家庭の失敗を償うことは出来ない。」

目の鱗を落としてくれた子供たちに感謝です。

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